株式会社日本陶業

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自分でできることは、自分でやりたい。
(有)つちやタイル工芸 土屋 修一
ものづくりが好き
思えばもともと「ものづくり」が好きでした。 小さい頃はプラモデルをよく作ったけど、途中でやめずに全部できあがるまで一気につくっていました。 いろんな部品が組み合わさってだんだんとできあがっていく過程が楽しかったし、完成したものを友達に見てもらって褒められたりすると嬉しかった思い出があります。
建物というのはスケールの大きな「ものづくり」なので、一級建築士になろうかなと思っていたこともあるけど、 数学が得意じゃなかったので早々にあきらめました(笑)。
(有)つちやタイル工芸 土屋 修一
タイル職人として
父親がタイル職人だったから一緒にやろうと誘われたけど、 自分の視野を少しでも広げたくて、若い頃は荷揚げ屋や、ユニットバス工事とかいろいろなものに挑戦しました。 自分なりに納得できた職種もあれば、うまくいかなかった職種もありますが、このころの経験は今でも何かしらの役に立っていると思います。
タイル職人の一番の魅力は、外壁の仕上げなんかだと、施工が終わったあとでも「あのタイルは俺が張ったんだ」って、見てもらえることですね。 これが例えば躯体業者とかだったら、外から見ただけじゃわかりませんから。世の中のいろんな場所に、自分が携わった建物が形として残っているのは嬉しいものです。
仕事のこころがけ
やはり大きくて難しい現場を施工するときはワクワクしますね。 でも自分で「出来ない」ことを「出来る」とは言わないようにしています。 見栄をはっても、実際に出来なかったら、相手から信用されなくなりますから。 何か問題があるときは、そのことを事前にきちんと説明して代替案を提示します。
現場をきちんと納めるためには、自分の思いを相手にわかってもらうことが必要ですが、 時には相手のムチャぶりに応えなければならない場合もあります。このあたりの駆引きは難しいですね。
将来のビジョン
みんなが自分のことを信頼してくれて、ついてきてくれるような人間になりたいと思っています。 現場では、事故やケガがないようにできるだけ時間を作って仲間が今何をしているのか確認しながら「声掛け」をしています。
若い人には、「人からやらされる」のではなく「自分でできる、自分がやってやる!」という気持ちで仕事をして欲しいと思います。 あと、誰かに教わることも大切だけど、教わったことを基にして自分で考えて仕事をするようになってもらいたいですね。

コラム

休日の過ごし方〜『料理と家庭栽培』

(有)つちやタイル工芸 土屋 修一

今現在のものづくりといえば「料理」ですね。 自分が料理して家族全員に食べてもらうのが好きで、いまでもよく台所にたちます。 子供が小さい頃は、離乳食を作ったりもしていました。遠隔地の工事で出張施工する場合ももちろん自炊していますよ。 あと料理にも関係するんだけど、実は「野菜」も作っています! トマト・ピーマン・落花生・イモなどを「土嚢栽培」で。 土嚢栽培というのは、肥料を混ぜた土で土嚢を作ってそれを畑代わりに作物を栽培するやり方です。 省スペースいろいろなものが栽培できるから楽なんです。休みの日には、自分で作った野菜を自分で料理して食べたりしています。

思い出に残る物件

『立教大学』

立教大学
立教大学